健康オタクなところでお互いに気が合った、面白そうな人と私は結婚しました。
そんな夫は花粉症がひどく、毎年2月の末から5月のゴールデンウィークが終るころまで、くしゃみ、鼻水、鼻づまりに悩まされていました。
目はかゆくて真っ赤になり、涙が止まらない日々。
もちろん、病院で薬を処方してもらってはいました。でも、症状は収まるものの副作用で眠くなってしまい、日中は仕事になりません。ですから、薬を飲んだり、飲まなかったり、悩まされる症状を我慢してやり過ごしていました。
そんなある日。
とある料理に出会ったのです。
その料理を「美味しい、美味しい。」と言って食べていると、いつの間にか夫のアレルギー症状は、スーッとよくなりました。
そして・・・
薬は全くいらなくなりました。
それまでの夫は肌がかぶれやすく、夏は下着のゴムにかぶれたり、水虫に悩まされたりしていました。
私も花粉症でしたので、効くと言われる健康食品や健康法をせっせと試していました。健康オタクな2人ですから、一緒にジュース断食をしたこともありました。その時はおかげで体調は良くはなったのですが、食事をしないことがつまらなくなり、結局は断食をやめました。
こんな風に、健康オタクの私たちは常に迷走している状態を続けていたのです。
しかも、子供が生まれたことで、子供の食生活にも気を使い始めるようになり、アレルギーに悩まされている夫のため、生まれてきた子供のためにと、とにかく頑張って取り組むようになっていきました。
一方、食事には気を付けているつもりだったのですが、甘いものはノーマークでした。その時の私は完全にチョコ中毒に陥っていました。毎日チョコレートを一箱食べないと気が済まない生活。20歳の頃からの習慣で、40代になりついに一生分のチョコを食べきったのかもしれません。チョコを食べると体に発疹ができるようになりました。
「このままでは本当にマズい。」
そこで、本気で食の改革に取り組まなければならないと思いました。それまで料理本だけで何とかなるかと思っていましたが、ちゃんと料理教室に通おうと思い立ち、まずは玄米菜食を学びました。そのおかげで、幸い家族の体調は良くはなりましたが、スイーツが少なく、ストイック過ぎて、最終的には行き詰まってしまいました。
そこでもう少し楽しくて体に良い、できればレクリエーションもあってスイーツもおいしい食事法はないかと探すことにしました。
そんなある日。
「雑穀ミラクルスイーツ」の本に出会ったのです。
「雑穀でスイーツ???」
と思っていたら、息子の同学年のお母さんがつぶつぶ料理教室というものを開いていることがわかり、その料理教室に参加しました。
それがつぶつぶ料理との出会いです。
料理教室では、だまにならない不思議な粉ひえ粉のことを知りました。雑穀であるひえから作られたひえ粉が、なんとスイーツにも変身するというのです。できあがった「つぶプルスイーツ」を食べた時には、文字通り爪の先までぽかぽかになったことを記憶しています。
それからは、つぶつぶ料理を学び始め、玄米菜食からさらに食を変えていきました。つぶつぶ料理はダイナミックで簡単でおいしい!しかもバラエティ豊か!大好きなスイーツもたくさん!雑穀を使ってチョコレートを再現することができて、本当に感動しました。甘くて心から満足できるものが自分で次々と作れてうれしくてたまりませんでした。
そうやって、つぶつぶ料理を楽しんで1、2年もすると、夫のアレルギー症状はスーッとよくなりました。
薬は全くいらなくなりました。
自分自身の体調も良くなり、気づけば私はチョコ中毒からも脱出していました。
もう一つ、良いことがありました。
つぶつぶの面白さは、食を変えることで意識も変わるところです。
未来食セミナーシーン1という講座を受講した時でした。命の居心地の良さを真剣に追及する、ということを学びました。
「私は居心地の良さを求めているかな?」
そんな疑問が浮かびました。もともとは、絵を描くことやお話を作ることが好きな自由人でした。美大に行き、マンガを仕事にしているのに、いつのまにか大人として?社会人として?こうあらねばという考えにとらわれて自信がなくなっていたのです。
自分ではないものになろうとして、じたばたしていました。私は人生のわき役だと思い込んで、居心地の悪さを人のせいにしたり、夫に文句を言ったりすることもありました。
でも、自分が主役の人生を生きられる!と気が付くことができたのです。本当は、何でも自分で選べるし、今までも選んできたのです。わたしは創造的なことが大好きだった。そのことを思い出しました。
それは、つぶつぶに出会ったことがきっかけでした。
こんなふうに、体も、気持ちも、わくわくに変えてしまうつぶつぶ料理っておもしろい!つぶつぶを誰かに伝える仕事って、もっと面白そう!
こうして、私はつぶつぶマザーとなり、今あなたにきっかけを届けられる機会をいただきました。
あなたの悩みを一緒に解決できるかもしれません。まずは一度、体感会に来てみませんか?あなたと出会えるのを楽しみにしています。
(※あくまでも個人の体験談です。)